INTERVIEW
人と接することが好きで、前職も不動産賃貸の営業職に就いていました。賃貸営業の場合、自分の提案力にはあまり関係なく、物件自体の魅力で成約することがほとんどでしたので、だんだん物足りなさを感じるようになり、ステップアップをしたくなって2013年に不動産売買の仲介営業職としてハウスウェルに入社しました。
INTERVIEW
物件を売らなきゃ!というセールス的な意気込みよりも、私はもともと人と話をするのが好きで、いろいろな人と知り合いになって自分の世界を広げたいということを、一番の目的にしていました。
不動産の売買には大きなお金が動きますから、みなさん真剣です。何回かお会いすれば、本音で話せるようになり、それぞれの人間性も見えてきます。これまで2000組以上のお客様の応対をしましたが、「どうにかしてこの人の役に立ちたい!」と思うお客様に対しては、損得勘定抜きで動くこともありました。
きっかけは仕事でも、客・営業という立場を超えて、人間として付き合っていきたいという人たちに出会うことができましたし、そんな方々とは今でもよいお付き合いが続いています。そういったことが私のかけがえのない財産になっています。
セールスというよりも友達あるいは息子のような立ち位置で、お客様のお悩み相談にのっているうちに、成約数も増え、成約したお客様がまた別のお客さまを連れてきて下さるようにもなりました。やりがいを一層感じるようになり、数字もついてきて、入社4年目で年収は1000万円を超え、2015年に課長になりました。
INTERVIEW
課長になり、部下を持つ立場になり、お客様のことだけを考えているわけにはいかなくなりました。部下の相談にものり、課全体の数字も上げていかなければなりません。忙しさも増し、工夫して仕事を片付けていかないと、すぐに残業沼にはまってしまうようになりました。
残業しないためには、時間を有効に使わなければなりません。仕事の内容とその難易度が具体的に分かれば、それに応じた工数が組めます。無駄な作業は省き必要なところだけに手間をかける、密度の濃い仕事をしていくために「仕事の見える化」をしていこうと決めました。
当時、はっきりと数字で記録されているのは売上額だけでした。このエリアでは何件問い合わせがあって、何件ご案内できて、成約率は何パーセントなどのデータは全く管理されてなくて、マーケティングも何もなかったんですよ(笑)。
多くの反響が見込めそうな人気エリアがどこなのかも、数字の裏付けがあるわけでなく、なんとなくここだろうみたいな感覚で判断しちゃっていて。感覚は人それぞれですし、やみくもに動いたって効率悪いですよね。下手な鉄砲数打ちゃ当たりますけど、その数打つことに労力がかかるわけですから。
成功事例、失敗事例を分析し、成約に結びつけるための傾向を探る。そして効率的に売上を上げていくために、いつ、どこで、何をすべきかを課員と一緒に考え、少しずつ現場の数字をデータ化していきました。
INTERVIEW
そうやって効果的な数字の上げ方、効率のよい働き方を研究しているうちに、マーケティング事業部というものが立ち上がっていき、そこで本格的にマーケティングを担当することになりました。そして今に至ります。ほかにも、兼任しているnanairo+事業部で、取引企業などに向けて効率的な仕事を支援するITツールの開発などにも携わっています。
基本、私はお困り事を解決して人から感謝されたい性格なんです(笑)。お客様、社員、取引先企業など、みんなからの「ありがとう」の言葉が私のモチベーションになっています。ですので、いつも不便を便利に変えることを考えていますね。何か困っていることはないか、そのために何ができるかというスタンスで仕事には取り組んでいます。
INTERVIEW
この仕事は柔軟な考え方が必要とされますので、疲弊した頭ではアイデアが湧かないんです。クオリティの高い仕事をするためにも、プライベートの充実は重要です。私はサーフィンやスノーボードをしたり趣味が多いので、リフレッシュ方法にはこと欠きませんが、今は釣りに夢中です。前の日から、釣り場の情報を調べたり、仕掛けをセットしたり、成功体験をイメージしながら入念に準備をして、もうワクワクですよ(笑)。
人生を充実させるための手段として仕事をしていますから、オンとオフ、そのバランスが大切だと思っています。よく遊び、よく働き、そして充実した人生を送る、これを意識して日々過ごしています。
INTERVIEW
数ある不動産会社の中で、なぜ私がハウスウェルに入社したかといえば、「お客様を幸せにし、従業員も幸せにする」という社長の言葉が胸に刺さったからです。社員の幸せなくしてお客様を幸せすることなんてできないと常々社長は言っていますし、実際そうですから。幸せの好循環をつなげていくことこそ、会社が発展するための秘訣だと思っています。
ほとんどが若い社員ですから風通しもいいですし、効率をアップさせる働き方や、不便を便利に変えるアイデアなど年次関係なく誰からの意見でも採用されています。みんなが幸せになるために何をすべきかを考え、その実現に向かって会社全体で一歩ずつ進んでいっています。自分次第で、周りを動かして働き方も変えていくことができる会社ですので、やる気があって向上心がある人にはもってこいの職場ではないでしょうか。