INTERVIEW
2018年入社で、不動産を買いたい、売りたいという人の間に入ってやりとりをする仲介営業職です。 子どもの頃から野球一筋で、高校は全国から優秀な選手が集まる強豪校に進みました。高校2年の時に東日本大震災が起こり、チームメイトの実家が被災し、それを助ける消防士の姿に感動し、大学に進んでからは消防士になりたいと思っていました。
しかし、公務員試験に落ちてしまって。どこかに就職せねばと思い、求人誌を取り寄せたところ、たまたま知り合いの先輩がハウスウェルのページにトップ営業マンとして載っていました。それを見て「あの先輩にできるんだったら僕にもできるだろう。ダメだったら転職すればいいや」くらいの軽い気持ちで入社しました。
INTERVIEW
営業職ですので「先輩に追いつけ追い越せ!」と、最初はとにかく数字を上げることばかりを考えていました。ですが、入社してしばらくたった時にあるお客様と出会い、そんな考え方が変わりました。
ローンの返済が困難になり、任意売却をしなければならなくなってしまった難しいお客様でしたが、住み替え物件を探し、どうにか無事に物件の売却が決まりました。その報告をしていたところ、お客様に「ありがとう」と泣かれてしまったんです。まさか不動産仲介の仕事で人に泣かれるほど感謝されるとは思ってもみなかったので、すごくびっくりしました。元々僕は人を助けたくて消防士を目指していたこともあり、「こんな形で人を助けることもできるんだなあ」と、この仕事の奥深さに目覚めました。
INTERVIEW
心からの「ありがとう」は、たまらなくうれしいです。何物にも代えがたい充実感を覚えますから、一度体験するとやみつきになります(笑)。人として成長している実感がわきますし、やりがいを感じます。深く考えずにこの仕事に就きましたが、得られるものが本当に多くて、当面この仕事を続けたいと思っています。
不動産仲介は他社との競合です。経験値や知識面では他社のベテラン営業にはかないませんが、「すぐにやる」ということなら負けません。お客様の前で、知識不足、経験不足の自分を正直にさらけ出し、その上で誠実に対処していればお客様に認めてもらえ、「ありがとう」がいただけます。「スピード」と「正直に一生懸命」これがあれば、若い営業でもベテラン営業に勝てます。「勝つまでやれば、負けない!」この言葉が僕のモットーです。
INTERVIEW
どこにどんなご縁が転がっているか分かりませんから、お客様からお声がけがあればすぐに出向きます。このフットワークのよさが僕の長所でもあり、短所にもなっています。やはりお客様の見極めをして、これは!と思ったお客様のところへ効果的に仕掛けていかないと効率のよい仕事はできません。
ですが、どのお客様が成約客になっていただける確率が高いのか、今の僕には分かりません。こればっかりは経験を積んでいかないと分からないことですので、仕方ないなとは思っているのですが、もう少し工夫したいですね。
INTERVIEW
いろんな人に会う仕事ですから、ひどい人に出会うこともあります。外でさんざんな目に遭っても、会社に戻ってきて仲間と話をしているうちに前向きな気持ちになってきますから、不思議ですね。
みんな人を理解することに長けている営業のプロですから、普段よりテンション高め、低めだったりするとすぐにそれを察して誰かが声かけてくるんです。何かあったらみんなで共有する感があります。仲間のあたたかさ、みんなでいることの心地よさを感じます。風通しもよくて、先輩はもちろん、上司にも思ったことは何でも言っています。
INTERVIEW
「目的のために何をすべきか考えろ」と上司からよく言われます。成約という目的を果たすために、今何ができるか。また、人生の目的を考えて日々過ごせ、とも言われています。僕の今の人生の目的は、子どもを野球選手に育てることです。とは言っても、まだ子どもいないんで、これから嫁さんと頑張るんですが(笑)。
ですから今、上司に「土日休みにしてくれ」って言っているんです。そうしないと子どもの野球の試合を見に行けませんから。仕事は充実した人生を送るための手段であって目的ではないですし、それに仕事のクオリティをあげるためにもプライベートの充実は不可欠だと思っています。
風通しのいい会社ですし、有益と思われるアイデアならたとえ新入社員の意見でもどんどん採用してくれる組織風土があります。柔軟な働き方が求められている時代背景もありますし、ハウスウェルでは不動産仲介以外の部署も新設されています。ですので、僕の子どもが生まれる頃にはきっと、土日休みがとれる勤務形態になっているだろうと思っています(笑)。